Research Institute of Core Technology for Materials Innovation
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材料基盤研究部門について

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about us

ナノ素材の研究は、現代科学技術の最前線に位置する分野であり、多くの研究者や組織が関与しています。産総研材料・化学領域 材料基盤研究部門はナノ多様な素材を研究する7つのグループで構成されています。これらのグループは、それぞれ異なる視点やアプローチでナノ素材の可能性を追求し、それぞれ異なる視点からナノ素材の可能性を追求し、将来の技術革新に貢献しています。

研究イメージ

Research topic

資源循環利用技術開発の推進

産業発展と環境保全を両立させた資源循環型社会の確立を目指し、アンモニア、アンモニウムイオン、尿素などの大気中または水素中の窒素化合物を回収し、有価物として再利用するための技術開発を行います。本研究開発は、材料・化学領域を中心に構成された資源循環利用技術研究ラボと連携して推進します。

ナノマテリアル技術の開発

効率的エネルギー利用やデバイス等の高性能化のために、ナノ粒子、カーボンナノチューブ、二次元ナノ材料等の各種ナノ材料の合成や複合化、界面制御技術、および先端評価に係る基盤技術を開発します。また、ガラス等の組成やナノ構造を制御して光機能材料等を開発します。

高度ナノ計測およびヘテロ界面制御技術の開発

単原子や単分子に対するイメージングや電子分光測定を可能とした電子顕微鏡技術、金属と樹脂の界面などヘテロ界面の分析技術や利用技術の開発を進めます。ヘテロ界面制御技術では、とくに接着接合に着目し、接着接合の評価技術の開発と国際標準化を目指します。

技術シーズの創出

ナノ材料開発に係るそれぞれの研究開発において、将来のイノベーションに繋がる技術シーズの創出に向けて、単年度では成果を出すことが難しい長期的・中長期的な研究開発に取り組みます。また、高度AI技術を活用した研究DX、データ駆動型研究開発に必要な多量・多種・高品質なデータを生産することを目的とした実験自動化にも取り組みます。

Head of Research Department

ナノ材料研究部門 研究部門長 清水 禎樹
ナノ材料研究部門 研究部門長清水 禎樹

私ども材料基盤研究部門は、産総研の材料分野と化学分野において「ナノ」をキーワードとする研究開発のポテンシャルを結集し、2015年4月に設立されました機能性ナノ粒子、ナノカーボン材料、ナノコンポジット材料、ナノ薄膜・デバイス技術、原子・分子スケール解析に代表される先端ナノ計測技術などの研究開発を推進しています。

部門発足から本年で10年目を迎え、研究開発はさまざまななステージにあります。社会実装に向けた実証試験のステージにある研究もあれば、実用化を見据えたシーズ技術として戦略的な育成・強化を続けている研究もあります。 また、新たな技術シーズ創出を目指した基礎研究も進めています。

いずれの研究も、最終目標は開発技術の社会実装です。

これらの研究開発を行う上で、産業界をはじめ多くの方々にご協力頂くことが不可欠です。 強力な連携を通じて成果の社会実装を果たし、環境・資源循環や健康寿命延伸などの社会課題解決と我が国の産業競争力強化に貢献することを目指します。 職員一同、全力で研究開発を推進して参りますので、ご指導ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

研究部門付き

Department member